開発者のコラム|アジング・ライトゲームのフィッシングサイト THIRTY34FOUR

 

PSR-60 THE NEXT STAGE 開発者の声

今から6年前(2012年)に作った、PSR-60 は名竿と言われ多数のお客様に愛用して頂いております。
その初代PSR-60がなぜ名竿と呼ばれるのか、その理由を探るとそこにはアジの餌が小魚からプランクトンに変わってしまった時期と重なってくることがよく分かります。
プランクトンパターンは昔から冬の時期にいわゆるアミパターンとして存在しており、アミパターンになったメバルやアジは非常に難しいとよく言われておりました。
その当時は小魚がアジのメインベイトで、すなわち逃げるものをアジは主食としておりました。
そうすると他よりも目立つようなアクションを付け、ワームを際立たせることによりアジの食い気を誘うという釣り方が主でした。ところがプランクトン(アミ)パターンの場合、プランクトンは小魚のように逃げないので、それを主食とした時のアジは逃げるものに反応しなくなるため、通常のリアクションの釣り方に反応しなくなり難しいと言われたのです。
そして当時からから海がどんどん富栄養化してきたことでプランクトンが増え、アジの主食も小魚からプランクトンに変化し釣り方もいわゆる“止め”の釣りをしないとアジを釣るのが難しくなってきました。
しかしながらPSR-60の発売当時は、まだまだ一般の釣り人にその意識の浸透は薄く、リアクション全盛の時代だったため、ロッドはパッツン系と言われる棒のようなファーストアクションが多く、いかにジグヘッドをレスポンス良く動かせるかをテーマにしたロッドばかりでした。
そんな中発売されたPSR-60は、アジングロッドにその当時なかった6ftというショートレングスとファーストアクション全盛の時代にミディアムスローアクションでの発売だった。
この意図は、釣り人の殆どがリアクションでアジを反応させようとロッドをガンガン動かすのですが、そうするとジグヘッドがアジのいるところからドンドン離れてしまい、アジは逃げるものを追い掛けないようになっているため釣れないわけで、逆に言うと動かさなければアジはワームを見つけ食ってきます。ですからスローアクションにすることにより、釣り人が思っている以上にジグヘッドの動きを抑制しようとしたわけです。
その思惑が見事にはまり、PSR-60は良く釣れるロッドと呼ばれるようになりました。
このようにPSRの冠は、34にとって一つのターニングポイントに出されるロッドなのです。
そして今回のPSR-60 THE NEXT STAGE も同様、今までなかったようなロッドになっております。

今回のテーマは、軽量ジグヘッドに特化しながら重量ジグヘッドにも対応するという、極めて矛盾したことを成し遂げようとしたわけです。
開発するに当たってどちらが先かと言えば、先ずは今の時代、軽量ジグヘッドに特化させたいので、その為にロッド製作をどのようにしていくかから考えました。軽量ジグヘッドを使用する上で究極のロッドは、ムーティングロッドではないかと僕は思っております。
鞭のようにしならせることで物を投げる。そうすることで軽いものもロッドのしなりでより遠くに投げることが可能になる。
そうする為にはもっともっと細身にしないと振り抜いた時にロッドのしなりが使えない。しかし、34のロッド作りは当初から2ピースロッドの継を逆並継にしてきました。
この継方はバット側の本体にトップ側を被せるようにして繋ぎますから、どうしてもトップ側の継ぎ目が太くなります。振り抜けを良くする上で、逆並継はやはり抵抗になると思われ、それを変えるには印籠継か並継にするしかありません。ところが印籠継にすると別素材のフェルールと言われる継ぎ目素材を入れないといけないため、その部分のベンディングがどうしても歪になる点とフェルールの違和感が嫌なので印籠継は僕の頭にはなかった。
こういった経緯もあり、消去法で並継を採用してテストを始めました。初期モデルのPSR-60は変則ツーピースでしたが、それはバランスの関係で、手元側に継ぎ目を持ってくることで重心をグリップ側に持ってきたかったのと各セクションを分けたかったからです。今回のロッドも最初はそうしようと思いましたが、60NEXTはセクションを二つに出来ないかと考えていたので、敢えて変則ではなくノーマルのツーピースで試作を始めました。
意図は、トップ部分を最大限しならせて、そのしなりをバット部分で止め反動を付けることにより軽量ジグヘッドの飛距離を伸ばそうと考えた訳で、その為にバット部分の長さが必要と判断してノーマルを選択しました。
それは重量ジグヘッドの操作感にも影響するとも言えるからです。
問題はどこまで細身にしたら良いのか?ということなのですが、耐久性の問題もあり、その兼ね合いの太さを選択するのに試行錯誤が待っていた。細く柔らかく尚且つ操作感を軽量ジグヘッド、重量ジグヘッドともに扱える太さを出していくことに苦労しましたが、何度目のプロトか忘れるくらい作って、ようやく納得のいくものが出来上がりました。
実は、今回のロッドは初代PSR-60を作った時に構想はあったのです。もっと言えばアジングを始めた頃に遡るかも知れません。僕はフライフィッシングが好きであのロッドのしなりでラインを送り出しシューティングする様が大好きなのです。ですから昔からの夢はクリスマス島に行き、フライでボーンフィッシュを釣ることだったのです(笑)
そのようなしなりをPSR-60に求め、そして次は『もっとしなるロッドを』との思いを温めてきたのです。
そしてアジの餌が殆どプランクトンを主食とし出した今、とうとう軽量ジグヘッドを思うままに投げ操れ、はたまた重いジグヘッドも違和感なく操作でき、本当に皆様のお役に立てるロッドが出来上がりました。
ロッドがアジを釣ってくれると言っても過言ではないくらいの “名竿”が誕生したと思います。

34代表 家邊克己

 

HSR-80 開発者の声

最近のアジングはプランクトンがメインベイトになってより繊細により細かな動かし方をロッドに求めるようになり段々とロッドが短くなって来ております。
しかしそんな中にも極端なロングロッドの遠投によるポイント開拓も並行しているのも事実でその様な中、我々としてもHSR-82を発売して早5年が過ぎ、新たなロッドの開発に乗り出そうとHSR-80を後継機として開発致しました。
コンセプトは、1gのジグヘッドも操作でき、尚且つ10g以上のヘビーリグの操作性も上げるという相反する部分と、それでいて取り回し易い重さにするという二つのコンセプトがありました。
それは、やはりメバルの大型狙いにおいて根から引き剥がすバットパワーをロングロッドには求められ、尚且つブレイクの先、遠浅のサーフなどでのフロートを使ったアジングやメバリングなどにも使用したいというご要望も強くそれに対応したロッドが求められ、そのような声が沢山寄せられていました。
開発にあたって、軽量リグからヘビーリグまで操るためには、ファーストテーパーのロッドではヘビーな物は動かせても軽量リグの操作性は得られないので、アクションに関してはスローテーパーにしないと上手くいかないのは分かっていたので、問題はどこまでバットパワーを上げるかでそこで試行錯誤が始まりました。
バットパワーを上げすぎると当然軽いジグヘッドを投げる事は難しくなりますが柔らかくしすぎると重い物をリフトできなくなるこの矛盾点をどう解決するのかというところで、マンドレルからカーボンのトン数からプライ数、そしてマテリアルまで色々調整をしてやっと出来上がりました。
2018年のフィッシングショーにてプロトを展示したところ手に持った皆様が一様に軽いと仰って頂きしなやかさとパワーを持ち合わせたバットにちょっと感動をしていただいたことで、開発者としては少し嬉しかった(笑)
この様な今までになかったマルチで使えるHSR-80をお使いになって、しなやかでパワーのあるバットを楽しんでください。

 

ガイドポスト EMR-64 開発者の声

ARメソッドを使い始めて早くも2年が過ぎようとしている。
この間にボートアジングにチャレンジしたいという釣り船屋さんやボートアジングを始めたいというアングラーがかなり増え、そうなると『Remarkable CER-62』だけで無く必然的にエントリーモデルが欲しいとの声が各所から聞こえ始めました。
ARメソッドは難しい釣りではないのですが、やはりアタリを表現するのがティップだけなのでF-tunedティップは必携で他のロッドではなかなか細かいアタリが表現されない。
しかしF-tunedティップはコストが高くエントリーモデルに採用するには難しいのですが、ボートアジングをもっとたくさんの方々に手軽に楽しんで頂きたいとの思いからコストを度外視して製作しました。
このロッドの特徴は、ボートアジングを始める上で一番楽しいのが水深60m以下のポイントで、その深さでどう楽しんでもらうかをメインに考えました。
それによりリマーカブルよりも若干ベリーの部分を柔らかくしてあって、どなたでもアタリがわかりやすいようにベリーをチューニングをしています。
シンカーも1oz(28g)やナス型錘8号くらいまではゆとりある使用感で、その水深でのボートアジングに全く問題なく使えます。
また、アタリが渋い時も綺麗にティップにアタリが出てくれるので初めてボートアジングをされる方でも扱いやすいロッドになっております。
なお、リマーカブルCER-62は水深があり潮が飛ぶ状況等、よりハードな状況下での使用などに使い分けが可能です。
ARメソッドによるボートアジングはどなたでも簡単にギガアジに出会える可能性がある釣りです。
ガイドポスト EMR-64で新しいアジングの世界を体感していただければと思います。

 

ガイドポストLHR-57開発者の声

最近、女性でアジングをされる方が増えて来ており、セミナー等でも女性が1割くらいは必ずおられる。
アジングは男性、女性、老若男女問わず、しかも釣果に差が出ない釣りで昨今どこの釣り場の近くにもコンビニが普及しトイレにも困らない環境が整った事もあり、女性アングラーが釣り場でも目立つ様になって来た。

彼女達のタックルを見せてもらうと殆どが旦那様か彼氏さんのお下がりで、中々ご自分のタックルをお持ちでない方が多いのに気付き、女性専用のロッドが出来ないかと考え構想を練り始めた。
女性専用といっても34が作るロッドですから、アジングを成立させることが出来るロッドが最低の条件であることには変わりなく、難しいのはブランクスのカラーで34のロッドは全てアンサンド仕様になっている。
それはカラーを付けた場合塗料の皮膜により感度が落ちてしまうからで、その為に無塗装のアンサンド仕様でラッピングの跡がむき出しのままのブランクスになっている。
レディース仕様と言うことになればやはり可愛らしく仕上げたい。
その為には塗装は必要不可欠で、感度を落とさずに塗装をするにはどうしたら良いかを考えて色々試行錯誤をしている時に、ある女性から僕の方にLINEが来て女性専用のロッドを作れないかという話が飛び込んで来ました。その方はアジングを始められて二年位なのですが、1人でもどんどんアジングに行かれる様なアクティブな方ですがやはりレディースロッドの様な可愛らしいものが欲しいと。
こういう話があると嬉しくなり閃きも出るもので、遂に感度を落とさずにカラーをつけることに成功し、これでデザイン面での問題は解決したので後は長さとアクションをどうするかでした。
やはり女性が扱いやすい長さとなると5f台の方が取り回しも楽だし何よりも今のベイトパターンであるプランクトンパターンにおいて、短いレングスの方が手元で動かしてもティップが動かないので初心者の女性にとっても今のアジを釣りやすくなる。
しかし短いほどいいと言っても4f台まで行ってしまうと投げる事が初心者には難しくなってしまう。
そこで5ft7 in.に設定しました。
そしてアクションですが、プランクトンパターンにより軽量ジグヘッドを使用する機会が増えているので、ファーストではなくスローアクションにした方がよく、しかもマズメ時に1.8g位のジグヘッドはキビキビ動かせないと困るため、その様なオールマイティな場面で使用できるアクションを選択する為に、スローなベリーとハードなバットの組み合わせを色々試行錯誤した結果、女性にも扱いやすく男性が使われても充分に面白いアクションに出来上がった。
そのロッドテストをしている最中に男性スタッフが『このロッドなら僕が使いたい!』と言い出して来たので、いっそのこと男性用モデルも作ってペアロッドにしたらどうかという話になり、急遽男性用のデザインも作ることにしました。
34初のカラーロッドで女性でも片手で扱える様に後ろに重心を持ってきて持ち重りしにくく使いやすいロッドに仕上がりました。
今までになかったペアの『ガイドポストLHR―57』を是非ご使用になってみて下さい。

 

FER-58

このロッドを開発しようとしたきっかけは、FPR-55とDFR-511を使い比べをしていた時に55はジグヘッドをベリー辺りに感じ、511はグリップの少し上辺りにある様に感じる事に気が付いたためで、その原因はアクションである事が分かった。
即ちファーストテーパーの55はベリーに張りがあるのでその部分で支える様になるため前方で感じ、スローアクションの511はグリップ上まで均一に曲がるので曲がらないグリップ上のバット部分で感じるのであろうと考えられる。
ではこの二本をハイブリッドしたらどうなるのか?と考えた時に物凄くワクワクしてきた!
これは試さずにはいられないと思い立ち早速試作に入った(笑)
ではどの様な配分でハイブリッドにするかを考えた時に各セクションで役割を分担させたら面白いのでは無いかと考えた。
55のファーストアクションと511のスローアクションをミックスさせるわけだからティップはF-tunedを使用しベリーの部分はスローテーパーにしてバットのパワーを511よりも増せば良いのではないかと。
そこでトップ部分のベリーから下のアクションを511よりも少し柔らかくして、この部分だけで511を演出してバット部分を少し張りを出させ55のバットパワーを出さそうと思い取り掛かり、最初は全体を東レの40tかーボンを使用していたですが、そうするとバットの張りが足りなく感じた。
軽量ジグヘッドが扱い易いように、尚且つ出来るだけ全体を細身にして振り抜けを良くしたかったのですが、強くするには今のままだと太身にするかしかありませんでした。
そこで考えたのが細身で振り抜けが良くなるようカーボンを40tから50tカーボンにトン数を上げることで張りを出す方がこのロッドの場合は良いのでは無いかということでした。。
そこでバット部分のみ50tカーボンを使用する事に決め試作品を作り、試釣を繰り返すと段々とこのロッドの特徴が掴めてきたことでバットを50tにしたのは正解であることがわかった。
バット部分の強さは申し分なく511よりも細くて強いバットが出来た。
しかしながら問題はトップのベリー部分で、この部分の硬さの調整が一番手間が掛かりました。
僕の理想はロッドが立った状態でもジグヘッドの重さの変化をわかる様にしたいのです。
ジグヘッドの重さの変化は、ロッドとリールのバランスが取れる事により分かるようになり、それは天秤と同じで釣り合いが取れているから僅かな変化でも手に伝わると散々言ってきたので皆様もご存知だと思います。
ですから出来るだけロッドを立てない方がより分かり易いのでその様にロッドを構えてもらいたいのですが最近のプランクトンパターンを攻略する時にロッドをサビクよりもむしろ動かさずにティップを上に突き上げる様にしてより長い間水平移動する様にして釣るためにロッドを昔ほど前に倒さなくなってきた。
その為にその状態でジグヘッドの重さの変化を顕著に分かるようにしたかった。
そこにベリーのアクションが大きく関わっていて、ほんの少し変えるだけで随分と感じ方が変わり理想を追い求めてテストを繰り返し、このアクションならというのが決まったのは9月に入ってからで、またテストを繰り返して開発から一年以上が掛かってしまっていた。
あとはデザインの問題でグリップには出来るだけ握った時にしっくりと来る様に膨らみを持たせ、手のひらにすっぽりと入り込む様にしてホールド感を高めフロントにはウッドを使いちょっと小洒落た感も出しました(笑)
全体的に格好のいいデザインになったと思います。
軽量ジグヘッドは勿論、強風下での1.8gの重量ジグヘッドもバットの張りのおかげで難なく扱う事ができ、軽量ジグヘッドに特化させるだけでなくかなりオールマイティに使えるロッドに仕上がりました。
きっとお使いなられた皆さんが大満足して頂けると思います。

ゼログラヘッド

昨今アジのメインとなる餌はプランクトンで、その影響でアジの餌の捕食の仕方が変わってきている。
小魚がメインの餌の場合は小魚は食べられたくないので当然逃げる訳で、アジは逃げる小魚を追い掛けて食べる習慣がついています。
ところがプランクトンは逃げないので、昨今のアジは逃げる餌を食べる習慣が付いておらず、逃げるモノに対して追い掛けてまで食べないのです。
ですから軽量ジグヘッドを使用することにより長時間一定層にジグヘッドをキープする事が必要になってきます。
しかし軽量ジグヘッドは当然の事ながら軽いので、使用する上で初心者の方達など、とりわけ慣れておられない方達にはジグヘッドが投げられない、どこにあるか存在感が希薄、などと言った使用するに当たっての難問が存在している。
それを何とか出来ないか、との思いがこのジグヘッドを作ろうと思ったキッカケだった。

三年前のことですが、そこで色々な取り組みが始まりました。
早く沈もうとするものを沈まないようにするには、浮力の有るモノをジグヘッドに巻く事により、よりゆっくり沈むのでないかと言う事で比重の小さい柔らかい素材を探し、それをジグヘッドに巻いてテストをし始めました。
しかし色々な素材を変えてもジグヘッドの沈下スピードを抑制できるようにするにはかなりの大きさになり、抵抗が大きくなったり飛距離の低下やアジが吸い込みにくくなったりといくつもの難問に直面した。
発想は間違いがない筈なのでそこから思考錯誤が始まった。
先ずは実際にスローフォールさせたら本当に釣れるのか!?と言うことを確認する為に、ジグヘッドのリーダー側に浮力の有る発泡玉を付けてジグヘッドの浮力を抑え長時間レンジキープが出来るのかを確認し、実釣テストを行い釣れることを確認した。
そこで改めて製造を決め工場と打ち合わせを繰り返し、ジグヘッドのヘッド部分をどうするかを話し込んだのですが、コアに鉛を使用しその周りを浮力の有る樹脂でコーティングする事で沈下スピードは抑えることが出来るのですが、そこでまた問題点が幾つか出てきた。
まず一番はコスト面。
どうしても型を2個使う必要があって2回分の手間が掛かりコストが跳ね上がる。
いくら良いものでも常識外れな価格では意味がないので、一旦型を二個使う事は置いといて他の方法を模索した。
型で樹脂を付けるのではなくコーティング出来ないかと色々やりましたが、コーティングは使用目的は別ですがパテントがあり鉛では難しいとのことで金属を色々変えて試したのですが、コスト面や重量交差の問題で中々難しく、結局元に戻り型を二つ使う方法でなんとかコストダウン出来ないかと再度そちらの方に方向転換。
それと同時にフック形状を決める為にフックの曲げに入った。
今回は、プランクトンパターンに対応する為に作るジグヘッドなので、フック形状も口を大きく開かないアジにいかに吸い込みやすくして喉の奥まで入れさせるかを考えないといけなく、しかも口の中のどこかに針先が触れやすいようにオープンゲイブにしないといけないので、かなりの矛盾点を解決しないといけない・・・
例によってまた、50種類くらいの形状に生針を曲げて焼いてもらい、それをその当時一番アジがいてプランクトンパターンだった愛媛に持ち込みテストを二日間かけてやりました。
その結果5種類位に絞り込めたのでそれをコピーし10本ずつ曲げ、また焼いてもらい今度は壱岐に行き4人でテストをしました。
テストには最低でも一種類十匹位は釣らないと分からないので、アジの多い場所に行きテストを繰り返すのですが、やはりそれ位釣ると僅かずつですが差が出てきて優劣が分かってきます。
そのテストで3種類まで絞込み、また同じように曲げて焼いてもらい、再び壱岐に行きテストをして最終形を決めました。
と同時に型の方も何とかコストを少し下げる方法が見つかり生産に目処が立ち、ジグヘッドのアイテムも樹脂をコアの鉛に付ける為にどうしてもヘッド部分が大きくなるのでジグヘッドの重さが限られ、今回はスローフォールが目的なので0.7gまでとして0.3gから0.1g刻みで5アイテムと決定致しました。
カウンターサンプルを受け取り水中観察を行ったのですが、その際見えたものは想像以上の光景だった!
通常のジグヘッドよりもゆっくりと沈むと想像していたのですが、それはフリーフォールだけでテンションを掛けた瞬間全てが劇的に変わった。
通常のジグヘッドは沈んで行くのにゼログラヘッドは止まったように見え、殆ど沈まず一定層をキープし、その差はどんどん広がり終いには見えなくなった。
そのジグヘッドだけ特別なのかも知れないと、幾度もジグヘッドを変え試したのですが、結果は全て同じでテンションをかけた瞬間にジグヘッドがその層をキープする様にゆっくりと移動していく。
これは誰もが苦しむレンジキープがラインを張るだけで出来、プランクトンパターンの際のアジングを極めて簡単にしてくれ、誰でもアジを手にするチャンスが増えるジグヘッドだと確信しました。
今回のゼログラヘッドは、0.1g毎の違いなのでその違いが分かり難いので重さ表記を入れようと思いましたが、曲面が多くて文字が小さくなるので読み辛く違いが分かり難いので、一番分かり難い0.4gと0.6に突起を付けて違いを明確にしました。
今までのアジングの常識を覆すゼログラヘッド、是非一度お使い下さい。

 

Orbee (オービー)

「Orbee」は4年前からすでに製品テストを行っていたワームで、当初はアジ以外にも色々なフィッシュイーター達がバイトしてきて、
開発当初から申し分ない結果を出すワームでした。
しかし、『アジングに特化したメーカー』を目指していたため、アジング専用ワームが筆頭になりました。
今回、ライトゲーム用のワーム開発ということで、機が熟し「Orbee」の再テストを行うことになりました。
「Orbee」のプロト段階では、このような格好でした。

当時と変わらず釣果は良かったが、玉のサイズは大きく不恰好だったため、玉の大きさ、形を変化させ、釣果を落とすことなくこの形になりました。
この「Orbee」のターゲットはライトゲームで狙える魚種全てです。
この全ての魚種を狙う上でとても大事だと実釣テストで感じた事が『動かないワームの存在』なのです。
そして、そのターゲットが横の動き(リトリーブ)・縦の動き(フォール)のどちらを好んでバイトしてきても、「Orbee」の動きは変わりません。
しかし、動かないワームもトゥイッチ等で動かすと素直にグネグネと動いてターゲットにアピールし誘う事が可能となります。
この、自然界に溶け込み違和感なく食わせる『静』と、操作に応じて素直に動く『動』の力を是非ご体感ください。

 

DFR-511

DFR-511 開発者の声 「34代表 家邊克己」
DFR-511の性能を語る前になぜこのようなロッドが必要になったかをお話しさせていただきたいと思います。

最近、アジが釣れない、アジングが分からないという声を色々な皆さんからお聞きします。

この原因は何か?

答えは簡単、アジのベイト(餌)が変わったからです。

ちょっと前までは、アジングの対照になるアジは色々なベイト(餌)を食べておりましたが環境が変わり海の富栄養化が進んだのが原因なのかどうなのかは分かりませんが、海中のプランクトンが増え年柄年中アミなどのプランクトンを食べるようになりました。

それは釣り上げたアジの胃の中を見ても何も入っておらず小さなプランクトンの残骸だけが残っている事が殆どで本当にたまに小魚が入っているアジがいるといった具合です。

アジのベイト(餌)が変われば当然釣り方も変わるので、今皆様の多くが発せられている声になります。

プランクトンパターン、一般に言うアミパターンですが、アジはアミが泳がず逃げないので塊の中に入って食べており、その塊の中か近くにワームを持っていかないと釣れない事になります。

ではプランクトンの塊が何処にあるかですが、それはいわゆる“潮目(よれ)”と呼ばれるところに集められます、潮目とはご存知のように潮と潮がぶつかる所ですがアジングは夜行う事が多いのでその潮目を中々見る事は出来ませんが注意しながらアジングをしていると潮の流れなどの影響でジグヘッドが“アッちょっと軽くなった”“アッちょっと重くなった”などのロッドから伝わるジグヘッドの重さの変化に気がつく事が良くあります。

重要なのはジグヘッドの重さの変化を気にする事です。

潮目には早い潮のぶつかりにより潮目と緩い潮のぶつかりによる潮目とがあります。ぶつかった潮は上か下に流れる訳ですがプランクトンは表層を漂っているので表層の潮目の場合はそれ以上、上に行く事は出来ず沈降する潮のみに影響されます。

早い潮の潮目は誰でも分かり易いのですがアジングの主な釣り場である港内では中々出来なくて緩い潮の潮目がメインになり潮が緩いが故に重いジグヘッドだと流れに乗らず必然的に軽いジグヘッドを使用する事になります。
私たちが今軽量ジグヘッドをお勧めしている理由がそこにあります。

緩いといっても潮が流れており、ぶつかった瞬間に別の方向の流れになるのでジグヘッドが受ける潮の抵抗が変わり、それが釣り人にはジグヘッドの重さの変化として伝わり、それを感じる事が出来れば潮目の位置がわかる訳です。

そして潮目にあるプランクトンの塊に出来るだけ長くキープする事でアジが見つけ易くなり食ってきます。

1g以下の軽量ジグヘッドを使用するにあたり僕らも昔そうでしたが、投入したが何処に飛んだか分からない、投げても飛ばない等、今皆様が感じておられる事と同じ事を悩んでおりました。しかし分からなくても使い続ける事で段々慣れてきて存在も分かる様になりました。

しかしもっと簡単に分かる事が出来れば、今のアミパターンを皆様が攻略出来るのではないかと考えた時にロッドのコンセプトが出来ました。

DFR-511は、FPR-55とは対照的なスローアクションのロッドで全体が曲がるので軽量ジグヘッドをより遠くに投げる事が出来、今ある34のロッドラインナップの中でも軽量ジグヘッドの飛距離はダントツのNo.1で、スローアクションのロッドはベンディングの頂点が後ろになるので重心がより手元に近づきジグヘッドがグリップのすぐ前、まるで手でジグヘッドを持っている様に感じられその存在感が分かり易くなります。しかも全体が良く曲がるので小さなアジもバレ難くアジの引きを最大限楽しみながらやり取りができるロッドです。

このDFR-511のようなロッドは、昔からそんなロッドで釣ったらさぞかし楽しいだろうなと思っておりましたが、アジの場合アタリがあってからフッキングまでの素早いレスポンスが要求されるのでどうしてもベリー(穂持ち)の部分に張りを持たせないといけなくて、そのようなロッドは当時の感覚ではアジングロッドに向いていないと思っておりましたが、時間(とき)と共に釣り方やアジの数も昔とずいぶん変わり、この様なロッドが必要な時代になってきました。
そうなると一番の課題のアワセ遅れに対応しないとどうしようもなく、かなり苦労し試行錯誤を繰り返しやっとレングス(全長)を調整する事でそのレスポンスをあげる事に成功しました。
レングス(全長)が短すぎてもロッドのしなりを生かせないし、長すぎるとアワセ遅れを生じるこの矛盾に対しテストを繰り返し理想のレングス(全長)を手に入れました。
それが、DFR-511です。

皆様、アジングのお悩み解決ロッドをぜひお使い下さい。

 

FPR-55 F-tuned

これまでにないショートレングスのロッドを作ろうなどと考えていたら、昔UFMウエダさんとのコラボで作ったロッドを思い出しました。
あのロッドはベリーからバットに掛けて殆ど曲がらず、非常にピーキーなファーストテーパーのロッドでした。
魚を掛けた時の重量感がモロに腕にきて、当時は40cm級の数釣りも出来た時代だったので、沢山釣れた翌日は腕が上がらなかったのをよく覚えています。

あそこまでピーキーなロッドは今の時代には全く合ってないと思うのですが、あんな感じで腕に響けば釣った感は半端ないと考え、ベリーからバットに掛けては殆ど曲がらず、「ティップだけがフニャフニャ曲がるロッド」こんなロッドが出来ないか?そこからロッド製作が始まりました。
ティップを柔らかくすると言っても従来のメバルロッドの様に、グラスソリッドや24tカーボンソリッドでは感度が落ちるので、あくまで30tカーボンソリッドに拘りました。
しかし30tカーボンは手ごわい上にグニャグニャにするのは非常に難しく、テーパーを何回も削り作り直し、テストを繰り返しやっと出来上がりました!
これが今回、ネーミングされているF-tuned『フォローチューンソリッド』 ティップなのです。

実は、このロッドテストを繰り返していると、豆アジが釣れた時にバレ難いことに気がつきました。
その理由は、通常のロッドだと豆アジの重さが軽いので、やりとりの最中にティップの張り、水面でアジが回転してしまい、バレに繋がります。
しかし、このF-tuned ティップだとティップの柔らかさが衝撃を吸収し、豆アジが回転することを防いでくれるので、よほど激しく取り込まない限りバレることが少なくなったという事です。

F-tunedティップは、30tカーボンソリッドで作られており、長さは40cm取っています。この40cmが重要で、レングスが5f5in. / 約163cmの1/4を占めるソリッドティップです。
ソリッドはチューブラーよりも重くなりますが、全体のロッドバランスは取れています。この部分が重いとジグヘッドの僅かな重量変化が現れやすいのですが、このF-tuned ティップの場合は、それ以上に潮の変化がすごく分かります。
もちろんレングスが短いこともあるのですが、それ以上にティップの柔らかさと全体のバランスが原因で感度が上がっているように感じるのです。
これは使って頂かないと口で説明するのは難しいのですが、『F-tuned ティップ』最大の特徴です。

最も重要なシャフトですが、原材料に東レ製40tカーボンを使用しており、バット部分には4軸カーボンシートを使用しております。
ガイドは、冨士工業製チタンガイド8個使用。このガイドの件で、「なぜトルザイトリングを使用しないのですか?」というご質問があるので少しお答えさせて頂きます。弊社のアジングロッドはトップ下の5個にKガイドの3mm径を使用しております。
これは、3.5mmと試投を繰り返し比較した結果、弊社のシャフトでは内径が小さいほどライン収束がスムーズで飛距離が出るという結果が出ました。
そこで3mmを選択したのですが、トルザイトは内径を大きくできるというガイドなのでトルザイトの3mmはKガイドの3mmよりも内径が大きくなります。
僅かな軽量化よりも飛距離が落ちる事の方が問題なので、弊社ではトルザイトを使用しないようにしました。
バランスですが、一応テストの際は170g~220g位のリールを使ってテストを行っておりますので、リールフットの所に重心が取れるのは185g~200gのリールになります。それ以外のリールの場合は、握る位置をリールフットから前後させて頂ければ対応できます。

『FPR-55 F-Tuned』Fと言う名の挑戦。
34フィッシングアドバイザーのゆうすけです。
新作ロッドFPR-55 F-Tunedですが、正しくFPRの名に相応しいロッドに仕上がりました。
Fファン Pパイオニアリング Rロッド
「開拓を楽しむロッド」と言う意味合いを持って生まれたFPR-57。
その魂をしっかり継承したFPRシリーズの最新作であるFPR-55 F-tunedを僕なりにお話しさせて頂きたいと思います。

34新設計のオリジナル「FollowSolid」そのソリッドティップを搭載した新モデルで、その最大の印象は、ファイトの楽しさ。
最終プロトで一匹目のアジを掛けた時の感激は、今でも鮮明に僕の頭と手元に残っています。
FollowSolidは、アジが右に走ればすぐさま素直にそれに逆らうことなくフォローしてくれます。
それでいて、軟らか過ぎないベリーから、しっかりしたバッドが安心感まで与えてくれるので、楽しさはより増していきます。
気になる飛距離も、軽量ジグヘッドをセットして頂いても申し分ありません。
ジグヘッドの操作感は57の血を引き継ぎ、動き過ぎないオートマティックな操作感をキープしています。
仕事柄、全国各地のフィールドに立たせて頂いておりますが、どのフィールドでもほとんど共通するキーワードが・・・

『動かさない。』

渋ければ渋い程、その傾向はより強く出てくるように感じます。
そんな動かさないアジングもしっかりフォローしてくれます。
そして、しっかりと潮の変化も手元に伝えてくれるこの「FollowSolid」は扱っているだけで楽しく、ワクワクさせてくれます。

F-TunedのFはFollowのFですが、僕の中ではFunny(楽しい)のFと言う意味合いも充分含んでいる。
使い手が今までよりも更に一匹を楽しめる1本と言う感想です。
全てが新しいアジングを感じさせてくれたF-Tuned・・・
最高です!!!

 

Guidepost LHR-62

このロッドは、すべての無駄を省きアジングにおける必要不可欠なロッドのバランス、感度を追求し全てにシェイプアップされたロッドです。
何ヶ月も掛け日本全国でテストを繰り返しどの地域にも対応できるロッドアクションを探し価格からは想像できないようなパフォーマンスを発揮しいかなるシュチュエーションにも対応し使いこなす事ができます。
初心者の入門用は元よりベテランの方のサブロッドとして十分に通用するロッドです。

 

Guidepost LHR-69

最近やっとSキャリーの良さを皆様が分かって下さったようで、ご使用いただける方が増えて来た。
Sキャリーをリリースしたのは今(2017年)から4年前で、その当時からアミなどのプランクトンがアジのメインベイトになってきており、ほとんどの場所で軽量ジグヘッドの必要性を感じ始めた頃でした。
軽量ジグヘッドは、飛ばない、存在感が希薄などという物理的にどうしようもない問題があってそれを何方でも投げられ、そして存在感もしっかりと把握出来るリグとしてSキャリーを開発しました。
しかしその頃のインターシンカーの類はただ単に遠くに飛ばすだけのものでしかなく、どうしてもシンカーが早く沈んでしまいプランクトンの塊の中に長くジグヘッドをとどめさせる事が出来ない物ばかりでした。
しかしその当時はまだ皆さんがプランクトンパターンに気が付いておらず、Sキャリーの必要性を感じられていなかったのでまだ受け入れられなかったのですが、段々今までのやり方ではアジが釣れなくなり軽量ジグヘッドの必要性を感じられるようになった事によりSキャリーが見直され、ご使用頂ける方が増えてきた。
そうなるとそれ用のロッドが必要になり今現在のラインナップだとHSRシリーズとPSRシリーズの中のロッドが対応しておりますが、もう少し今のプランクトンパターンに対応したロッドがあった方がSキャリーもより使い易いのではないかと考え、入門者もSキャリーを使用する事でよりアジを手に入れ易くなるのではないかと考えた結果、ガイドポストでの製作にとりかかりました。
Sキャリーは、4gまでの重さがあるので、より遠くに投げるにはロッドのレングスも長い程有利になるのですが7ft台だとジグヘッド単体で釣る場合非常に取り回しがし難く具合が悪い。
そこで6f台にしようと考え63、65、67、69とテストをして行った結果6ft9in.が一番しっくりと来た。
軽量ジグヘッドも投げられる様に全体が曲がる様なアクションを用いたのですが、そうすると投げる時の垂らしは長い程良く69のレングスだとSキャリーを使用した時にかなりの飛距離が出た。
問題は軽量ジグヘッドをどの様に扱えるようにするかで、二兎を追う者は一兎をも得ずになってはダメなので細かなアクション調整に入りLHR−62とは全く違うスローアクションになったのですが、Sキャリーも軽量ジグヘッドも上手く使えるロッドアクションになりました。
このロッドで初心者からベテランまでSキャリーを使って沖で悠々とプランクトンを食べているアジにアプローチして下さい。
きっと心強い相棒になる事と思います。

 

HSR-63・610 Version 2

HSRシリーズは34のロッドの原点です。HSR-63、HSR-610を作ってから早3年。その間PSR、FPRと試行錯誤をしながら理想のアジングロッドを頭で描き、時代や様々な地域に合ったロッドを作り上げ、その中で僕も色々学ばせてもらいました。

PSRからは、バランスの重要性を、FPRからは、柔らかさの限界と楽しいロッドの重要性を学び、HSRシリーズにそのエッセンスをさらにプラスすれば理想のアジングロッドに近づけるのではないかと考えました。

まずHSR-63 Version 2ですが、以前のHSR-63は元々34唯一のワンピースロッドで34の中ではファーストアクションのロッドでした。
このロッドを「今迄のノウハウを生かし、よりコンパクトなツーピースにし、且つ、性能をアップさせるにはどうしたら良いか」から始まりました。
ワンピースからツーピースに変更する場合、ワンピースの方がツーピースよりも感度が良いとの思われがちですが、そうではありません。
ですからその思い込みを覆すだけの性能が要求されました。しかしPSRから学んだバランスの勉強がそこで生きました。

このバランスをしっかりと取る事により感度は飛躍的にアップします。その為、後ろに重心を持ってくる為にジョイント部分を後ろにずらし、振り抜けを良くする為に逆並み継ぎにし、そしてこれが重要なのですが全体をより細身にする事でワンピースと変わらない振り抜けの良さと感度を実現する事が出来ました。

細身にする事でロッドは柔らかくなり、目指すアクションを出すには設計からの見直しが当然必要ですから、似せるのではなく凌駕するつもりで取り組みました。その分時間はかなりかかりましたが、納得のいく一本が出来上がりました。

スローテーパーのPSR-60や66、FPR-57は、ジグヘッドが動かないようにしてスローアジングに適するようにしておりますが、逆に活性の高い時にリアクションを狙う様なキビキビとした動きをさせるのに適しているのが今回のHSRシリーズなのです。
それはファーストテーパー故、手元で少し動かしただけでレスポンスよくジグヘッドが動くのでキビキビ動かし易いのですが、そこは手加減する事でスローに動かす事も可能なので釣り人の使い方一つで自由自在に操る事が出来るロッドになります。

そして、HSR-610 Version 2
ギガアジに対抗するには、このロッド以外は考えられないと思えるロッドですが、今回のロッドはそれだけではなく軽量ジグヘッドでのギガアジの攻略も視野に入れる為に、より繊細なロッドに仕上げました。

それを可能にするには、より細身にして振り抜けを良くし、重心を後ろに持って来ることでより繊細なジグヘッドの存在感が分かる様にしております。
潮流の変化であるヨレも今迄以上に良く分かる様になっており、潮のヨレに潜む20cm前後のアジから40オーバーのアジ迄幅広く使えるロッドで、
一番マルチな活躍をすると思われます。

感度もバランスが取れているので610という長さを感じさせない位優秀で豆アジのショートバイトも奇麗に分かり申し分ない感度を有しております。
バットパワーに於いては、ゆとりで40オーバーを操る事が出来、此方主導で相手に先手を取らす事無くやり取り出来るので釣り人に取って非常に頼りになる相棒です。

 

PSR-60

今までのアジングロッドにないロッド
このロッドを作るにあたって今迄のアジングロッドにないロッドにしたいと思いました。
アジングロッドとは、千差万別なアジのアタリを色々形で感じられ、アタリが有ってから遅れる事無く瞬間的にアワセられアジをフッキングさせられる。
これが今迄の理想のアジングロッドでした。

今回の60は、理想のアジングロッドにもう一つの機能を設けようとしました。それは昨年HSRシリーズをリリースした時には思わなかった潮の流れを読めるレーダーの機能です。勿論HSRシリーズでもそれは可能ですが、誰でも可能かというとそれは言い切れない部分も有りました。

今回のロッドはそのプラスαが重要で非常に難しかった。目に見える様な流れは誰にでも感じる事が出来るし目視も出来る訳です。
問題は、僅かな目に言えない流れなのです、磯釣りを経験なさっておられるか方は良くお分かりなると思いますが、浮力をギリギリ迄殺した浮き使用すると突然浮きが沈んで行く場所が有り、目を凝らして見ても他とどう違うか全く分からないのにそこに行くと沈んで行くポイント。そこで沈んで行くのに任せていると突然魚が食って来るポイント。

それが目に見えない潮目なのです。その潮目にはプランクトンやアミが溜り小魚が溜まりそれを追っかけてアジが入って来る様な図式になります。
昨今アジングブームのお陰で釣り人が増えて来て堤防の一番ポイントには常に人がいる様な状況でそこに入れない方も居られ、そこに入れなければ釣れないかと言えばそんな事は無く、ありがたい事にアジは色々なポイントに居てくれます。
港内の先程申しました目に見えない潮目や堤防の際の潮目色々な場所の潮目を探して行けばかなりのポイントが見つかります。
その様なポイントは数に関しては確かに尖端の一級ポイント程釣れないですが、意外と型の良い物がいて尚釣ったった感、達成感が一級ポイントとは比べ物にならない位味わえる。結構これが病み付きになるのです(笑)

しかし今迄のロッドではその様な潮目を見付けられるのは相当になれた方でないと無理でした。
ですから1部のマニアックな方達のみ密かに楽しんでおられました。
今回のこの60はその潮目が独特のバランスの良さから誰でも良く解る様に設計されており、自分の腕の延長線上にティップが有る様な感じなります。

その様な潮目にリグが入った時にはロッド全体が重くなったり軽くなったり変化してきます。
まるで釣り合っているシーソーが左右に振れる様に…それを理解して頂くだけでその潮目を釣る事が出来るので、今まで釣れなかったアジを釣るチャンスが増える事になります。

HSR-63を昨年リリースした時から何とか6f台前半でツーピースのロッドを作ってくれないか?というご要望を沢山頂きました。
そのご要望にお応えしようと本来なら6.0f のロッドですからワンピースで良いのですが、色々な機能を追加して尚かつ何とかツーピースに出来ないかと色々試行錯誤を致しました。

最初は従来のモノと同じ様に真ん中から二本に分けていたのですがそうするとどうしてもバランスが悪くなり僕の気に入った物にならなりませんでした。
そこでイレギュラーでは有りますがトップを長くする事でバランスが良くなるのではないかと考え 少しずつ調整してこのロッドだと約20cm長くする事でバランスが取れる事が分かりました。
トップをティップとベリーの役割を持たせ2番をバットの役割を持たす事で非常にバランスの取れたツーピースロッドが出来上がりました。

これは従来のアジングロッドには無かった試みなのですが、非常にいい感じなので今後この方式を増やすかも知れません。
そして今迄我が社のアジングロッドではカーボンソリッドティップを30cmにしていたのですが、今回のこの60はSBR-68と同様の40cmの長さにしております。
それは、ソリッド部分を長く取る事で柔らかく動かす事が出来10cmの僅かな誘いが簡単に出来ます。
ただし、レングスが長くなればアワセ遅れという事が生じて来るのでこのレングスだから出来る事では有るのですが…。
この60持たれた方は全員何コレ????と仰られます(笑)
中には反則や!とその様な言葉を聞く度にやったった感が増すのは言うまでもない事です。

 

HSR-63

誰もがこのロッドを持って発する一言目は、なんて軽い!です。このロッドはワンピースでどんな小さなアタリも見逃さずベリーの張りでアジを素早く掛け、 アジの大小に関わらず如何に掛けてから楽しめるかという限界点に挑戦したロッドです。

今迄のアジングロッドにはなかった工夫を色々しており抜群の感度と飛距離そしてバランスを誇っております。
今迄、僕のアジングスタイルは掛ける迄が全てでした。即ちアタリを感じ、それに反応しアワセを入れ掛ける。そこ迄が楽しく掛けてしまえば後はもう回収だけでアジも水面をバシャバシャ飛んで来る様な感じでやり取りも何も有ったもんじゃない様な釣りをしておりました。

しかし、ピンキーの様な細いモノフィラのラインを使う事に因ってやり取りと言う事が重要になってきました。
それも面白く、そうなるとロッドも今迄の様に掛けるだけと言う所からやり取りも楽しめると言う事への変化が必要になってきました。
変化と言っても基本掛ける事が前提ですから掛けられない程ベリーの張りを無くす訳にはいかないのでその限界点は何処か?
その見極めをしようと色々試行錯誤しました。その結果、出来上がったのが、今回のロッドです。

即ち今回のコンセプトは、掛けられて楽しいロッドこれが今回のロッドの全てです。
このロッドは、ワンピースで仕上げております。レングス的には今迄色々なレングスを作って来ましたがワンピースなら6.3f位が一番使い易い様に思います。今回のマテリアルの特徴は、バット部分に4軸のカーボンシートを使用している事とガイド径、個数に有ります。4軸は、補強と雨の日のラインのべたつきを防ぐ為にしております。雨が降るとラインがべたつき飛距離が落ちるので4軸にする事でラインとロッドの接点が少なくなりロッドに引っ付く事がなくなりました。

素材は、東レの40tカーボンをベースにしております。
ガイドに関しては、プロトの段階でガイド数を12個にしたモノをから順番に減らし投入テストを繰り返し最終的に8個になりました。
特徴としては、#2~#6のガイド径が3mmになっている事でこれは、3.5mmと組み合わせたり比較したりして色々やったのですが、飛距離が違いました。
バットガイドも通常16Jなのですが12Jにする事で飛距離が延びました。
通常は、大きいガイドの方が飛距離が出そうに思えますが実際に何回も投入テストを繰り返した結果は同じでした。後はバランスで約200g位のリールを使用して頂く事でバランスが取れる様なセッティングをしております。
掛けて楽しめるロッド、非常に面白いロッドに仕上がりました。今迄になかった感度と操作性をお楽しみ下さい。

 

HSR-610

このロッドはアジングロッドでは余り採用されていなかった逆並継ぎを採用し振り抜けの良さと曲がりの美しさを追求したツーピースロッドです。
今迄のアジングロッドはバットガイドにT―ATSD―16を使用して来ましたが 今回はT-ATSD―12を採用し2番ガイドからT-KTSG-3の極小ガイドを使用しておりガイド個数を9個と増やしかなりティップ側に寄せる事で飛距離を伸ばす事に成功しました。

これは何回もガイドセッティングを変え投入テストに行き飛距離を計り見つけ出したセッティングです。
ジグヘッドからスプリット迄色々なリグを使いこなす事が出来る様に設計しどの様な条件下でもアジのアタリを感じられるだけの感度を持ち合わせています。
ファーストアクションですがベンディングが奇麗な為に良く曲がり、その曲がりを支える補強としてバットには4軸カーボンシートを巻いて急な 大物でもバットのパワーで支え対応出来る様にしてあります。
4軸カーボンシートのお陰で雨の日にラインがバット部分にべたつかない様になり飛距離もアップしました。
アジを掛けてから楽しさを追求したロッドでアジを掛けてからのロッドの曲がりをお楽しみ下さい。

また、2~3gのジグヘッドやスプリットリグも操作性が良く、2ピースと言う事を感じさせない、キャスト時の振り抜けの良さ!!掛けた後の曲がりもスムーズで充分魚の引きを楽しんで頂けます。掛けて楽しく、曲がって楽しい。まさに楽しめるロッド、アジングの楽しさを御堪能下さい。

 

HSR-73

Sキャリーを作る上で610でも十分使用出来るのですが、飛距離を考えると7f台のロッドがどうしても欲しくなりました。
そこで作り始めたのですが、どの様なロッドにしようかと考えた時にSキャリーは従来のキャロの様にリフトする時に加重が掛からないのでそれ程のパワーは必要ないのですが、ロングロッドの場合スローアクションにし過ぎるとショートロッドと違いアワセ遅れが顕著になるのでメバルならまだ良いのですがアジングロッドとなるとその辺りが問題になります。

しかし、重たいリグを操作したい方も居られるだろうし全て行けますというロッドはちょっと無理なのでこのHSR-73は、ジグヘッド単体から7gくらい迄のリグを繊細に上手く扱える事が出来るロッドにしようと考えました。

先ずアクションを決めないといけないのでファーストから順番にベンディングの頂点の位置を変えたサンプルロッドを数本作りそれのテストから始まりました。
その中で色々テストをして行くうちにミディアムファースト位がこのロッドのコンセプトに近いアクションと確認出来ました。
それから今度はそのアクションを生かしながら如何に感度の良いセッティングを探すかですが、最近のアジングロッドは感度だけではなくバランスも必要で昔は、エンドグリップにバランサーを仕込んでおりましたが、あれを付けると少しの動きでリグを止めたい時にもエンドグリップが重い為に反動が付きティップがついつい動き過ぎてしまう事が有り困ったので、何とかグリップの辺りでバランスが取れないかと色々工夫を施し重心を出来るだけ後ろに持って来る様に致しました。

もう一つ重要なのがガイドセッティングなのですが、
34の製品は全てそうですが頭で考えるよりも実践あるのみで、色々なガイドセッティングを施したロッドを数種類用意し、近くの公園に持ち込み全て同じリグを付け投げ比べ、その中で一番飛距離の出たセッティングをするというのが恒例になっており、このロッドはPEをご使用になられる方も居られると思えるので、通常34のアジングロッドの場合トップ部分は、3.5mmを使用するのですが、このロッドは4.0mmを使用し2番から下も3.5mmを使用する事でPEでも問題なく使える様にしてあります。
Sキャリーからジグヘッドまで、汎用範囲の広いオールマイティーなロッドですので、初心者からベテラン迄その技量に応じて楽しめるロッドに仕上がってます。

 

HSR-82

このロッドは1gのジグヘッドも使え、尚かつ重量キャロも使える様にして欲しいと要望に お応えする為に作りました。
このレングスにしては驚異的な感度を誇り、遠投した沖のディープゾーンの小さなアタリも 感知出来ます。
ロングレングスの感度は非常に難しい問題でかなり悩みましたし、もう二度とロングレングスの ロッドは作りたくないと思っておりました。
これは感度を出すのに非常に苦労した事が過去に有るからです。

しかし、今回の82は素晴らしい出来映えになりました。制作にあたり、まずロングレングス故の振り抜けの悪さを修正する為に逆並み継ぎにしました。
そしてベンディングを如何に綺麗にするかと言う事に取りかかりました。
それは1gのジグヘッドを使いこなすにはベンディングは絶対綺麗でないと無理だからです。

この二つを完璧にする迄かなり時間を要し、何回もプロトを作りテストを繰り返しました。
その為にバットを少し細身にし、その補強の為に4軸カーボンシートを採用し、副産物として雨の日のラインのべたつきを解消でき飛距離が伸びました。

やっと出来上がり使ってもらったインストラクターやスタッフの感想は、皆一様にいつ迄も投げていたいロッド!
投げて気持ちの良いロッド!最高の言葉を頂きました。これが全てです。

 

SBR-74

34メバルロッドの第2段として新たに加わるアドバンスメント74(SBR-74)。
第1段のメバルロッドとの違いを明確にし、コンセプトを掲げました。遊び心は忘れずに、それでも飽くなき向上心を強く持つ、そんなアングラーに使ってもらいたいのがこのSBR-74です。

現在、34からリリースされているロッドはアジングロッド×3・メバリングロッド×1で、それぞれにロッドコンセプトがあり、厳密に言うと使う状況が異なります。その中に唯一対象魚がメバルのロッド(ADVANCEMENT SBR-68)があるのですが、このロッドコンセプトはズバリ「掛けるメバリング」

これは家邊らしい発想で「ソリッドティップですがフニャフニャではありません。
メバルに違和感なく食わすギリギリの硬さにしてありアジングロッドのノウハウを生かし、通常のメバルロッドとは比べ物にならない感度を持たせました。
その感度によりメバルがワームの後ろを追尾して来るのを知り、メバルが咥えた瞬間に掛け合わす事が出来るロッドです。」と説明があります。

これはこれで凄いことですが、正直初心者のアングラーに「ワームの後ろを追尾して来るメバル」を感じてもらうのは難しいことです。
しかし、そんなことを感じなくてもこのロッドはメバルを掛けてくれる。
正に説明通りのフニャフニャではないソリッドティップのお陰ですが、ある意味オートマチックなロッドで初心者から上級者までが楽しめるロッドに仕上がっています。

メバルロッドの第2段として、SBR-68とは違うコンセプトを持ったロッドを作ろうとスタートしたのが2011年の秋。
そして、そのコンセプトとは「上達出来るロッド」今は昔と違って釣り具店に行くとアジングロッド・メバリングロッドと多数品揃えしていて、例えばレングス(長さ)の違いが1インチ刻みであったり、ソリッドティップ・チューブラーティップ、ファストテーパー・スローテーパーと選ぶのに悩む程商品が充実しています。

自分の釣りスタイルが確立されたアングラーであれば必然的に欲しいロッドを探すのも早いかもしれないが、たいていそのような上級者アングラーは自分の相棒(ロッド)を既に見つけていて、使いこなしています。また、最近の傾向では1つの部分に特化させた物が多く釣り場に数本のタックルを持ち込むケースが多い。こうなってくると高価なロッドを数本とそれに見合うリールにライン。
これは出来る人と出来ない人に分かれてしまい、釣りを楽しんでいるのか、釣果を争っているのか分からなくなってしまいます。

自分が今回の話を頂いて最初に思ったのが、上記に示したように釣果を争うのではなく、釣りを楽しんで、尚且つこのロッドがアングラーを育てることができると嬉しいなと。
かつて自分も、右も左も分からないド素人でそれは皆一緒です。自分はある竿と出会い、その竿のお陰で今のように考えながら釣りが出来るようになったと。当然そこには大事な釣友との会話や情報交換もあるのですが。

このSBR-74は通常のメバルロッドを想像すると少し異種に感じる程の張りを持たせてあります。
このブランクには30tカーボンを使い、張りがあり強いけど曲がる様テストを繰り返しました。
しかし、曲がりっぱなしではなく復元力も持ち合わせている為、ラインへの負荷を抑え、無理なく魚を浮かせることが可能です。

さらに、ロッド自重の軽量化と、流れ・ヨレが分かる高感度設計により、魚の居場所を素早く感知する事が容易になりました。
釣り場を選ばない7フィート4インチのレングスで遠投性能もあり、軽量ジグヘッドから少し重た目のリグでのディープエリアの操作感もストレスなくアプローチができます。

メバルを狙うからにはハード系ルアーの使用も視野に入れてあります。
通常のプラッキングゲームからトップゲーム、またメタルを使ったボトムゲームに激流エリアでの操作性もストレスは感じさせません。
このロッドのコンセプトが理解出来た時には、手放せない相棒になっていることだと思います。

 

SBR-68

私達は、メバリングはアジングの延長線上にあると考えております。
一般にメバルを釣られる時には表層を只巻きされる方が圧倒的に多いのですが表層に居るメバルは、全体的に小さい個体が多く大きな個体はボトムから中層にひそみただ巻よりもドリフトからフォールに対して反応して来る事が多くなります。

ただ巻の場合は掛け合わせるのではなく巻きアワセになるのでロッド自体はその行為に殆ど関係してこないのですが、
ドリフトからフォールというメソッドの場合はアワセに対して掛けていくという行為が重要になります。

このSBR-68はアジングロッドのノウハウを全てつぎ込みそしてメバルが違和感なく食い込む様にソリッド部分を通常の30cmから40cmに延長し、アミパターンの時に良くやるジグヘッドをフワフワさせる様な動きやドリフトの際にジグヘッドの重さを感じながら送り込んでいく動きをよりスムーズに違和感なく行える様なテーパーにしてあります。

そして尚かつアワセ遅れがない様にベリーには張りを持たせ通常のメバルロッドとは全く違う34オリジナルメバルロッドです。
メバルだけでなく食い渋った時のアジにも非常に使い易いロッドです。

 

SBR-64

今回のメバルロッドのコンセプトは「ワーミングに特化させたロッド」。そこでメバルをワームで狙う時のシチュエーションや狙い方を考えてみました。
ただ巻きでの横の釣り、L時でスローな横の釣り、潮流を利用してのドリフト釣法、これも横の釣り。
リフト&フォールの縦の釣り、ストラクチャーの際ギリギリをテンションフォールで狙う縦の釣り。
さらには連続トゥイッチでのリアクションや高速早巻きのリアクションとその場や状況に合わせたいろいろな狙い方が存在します。
これらを可能な限り対応出来るようテストを繰り返した結果、各セクションに色々な工夫を施し今までに無いメバルロッドが完成しました。

まずはロッドのティップ部分。これは、横と縦の釣りに対応する絶妙な張りを持たせたソリッドティップとしました。
セクションは変則2ピースとし、逆並継ぎを採用しています。
このおかげでロッドバランスは抜群に良くなり、アジングロッド同様の僅かな潮流の変化を感じられる感度を持たせる事に成功しています。
また、SBRシリーズでは初となる4軸シートをバット部分に採用しました。
これは、ロッド全体を細身に仕上げる事によって弱くなりやすいバット部分のパワーアップが目的で、不意の大物にも即対応出来るようになっています。
しかし、ロッド全体はスリムな設計にしてあるためスローな釣りも得意分野です。

アジングロッドとの大きな違いは、スローテーパーに仕上げたこと。
アジングロッドはアジの上顎へアタリがあった瞬間に掛けるために強く張りを持たせてあるのに対し、このSBR-64はロッド全体が曲がる様に設計しました。
メバルはアジと違い、横へ走らず下へ潜ろうとする習性があります。
この時、ロッドの反発が強すぎると魚は更に抵抗し暴れやすくなるのですが、ロッド全体が曲がる事で魚は暴れ難くなるのです。
更に竿が曲がることによってラインへの負荷を軽減し、ベリーからバットが復元しようとして魚を浮かす力に変わるのです。
しかし、ここで注意しないといけないのは、ドラグセッティング。
ドラグをアジング同様ゆるめに設定してしまうと根に潜られる危険性が大きくなるだけでなく、ロッドを使った釣りにはならないのです。
メバルの場合は20cmを超えてくる辺りからその引きはかなり強くなり、ベリーからバットの復元力を使ったリフトをするためには最低でも500g程度のドラグセッティングが必要になります。

こうする事によってロッドの性能を使ったメバルとのやり取りが楽しめるのです。

34製品開発担当 大石 竜一

 

高弾性カーボンロッドについて

34のロッドは素管の全てに東レ製の40t高弾性カーボンを使用しております。高弾性カーボンの特徴として薄く、硬く、軽く、伝達が良いと言うのが上げられますが、反面割れやすいというのがついて回ります。その折れ方に特徴が有って本当に突然何の前触れもなく折れてしまいます。

どういう時に折れるかと言いますと、弛んだ状態から急激に力を加えた場合、限界を超えた曲がりをした時などですが、通常に他の釣りで使用されるロッドには40tの高弾性カーボンなどは使用しませんので、その扱いに慣れてない方が多く、多分皆さんは大変丁寧に使用なさっていると思っておられてもその丁寧さが少し違うのです。

例えば、根掛かりした時に数回ロッドを煽り外そうとされる方が多いと思いますが、これだけで折れる事があります。
私は張った状態から引っ張って外れなければ、トップからラインを持って引っ張る様にしております。

この破損は、高弾性カーボンだとあり得る事で、アワセる時も同じです。
良くバスプロの人達がロッドを前に倒してから大アワセをされておられますが、もしアジアジングロッドであの様な大アワセをしたら一発で折れます。
アワセ方はあくまでスイープにラインを張った状態を維持したままアワセてもらう様にして頂きたいのです。

投げる時も同じで、限界を超える力で振り抜かれた時に折れる事も考えられ、そこで投げ方もダブルハンドではなくシングルハンドをお薦めしているのです。ダブルハンドだと剣道の面打ちの様に投げなくてはなりません。
飛距離は遠心力に比例するので、円周の短いダブルハンドは、かなりの力で振り切らなくては飛距離が出ません。
しかし、シングルハンドなら“の”の字を描く様に投げる事で長い円周を確保出来、小さな力で飛距離を出す事が出来るわけです。
小さな力で投げる訳ですからロッドにも負担が掛からず、投げる事で折れるという事は皆無になります。

また釣れた魚を抜き上げる時もロッドの限界を超える様な曲がりにならない様にして頂きたいのです。
トップの部分が逆しの字にならない様にして頂きたいのです。もし抜き上げるならばロッドを持つ手を後ろにやりながら抜いて頂くと、トップが逆しの字になり難くなりますので、その様にやってもらうと良いと思います。

大層な事を書きましたが、使い込んで行く内に段々カーボンが馴染んで折れ難くなります。
私が使っているプロトロッドなどは、もう数千匹釣っているので私の癖が付き少々の事では折れる事はありません。
ですから皆さんも最初は丁寧に扱って頂き、早くご自分の癖を付けて頂きご自分専用のロッドにして下さい。

 

ダイヤモンドヘッド

キラキラメソッド
煌めきに対してアジが反応する事にリンクして、ダイヤモンドヘッドならではの使用方法が有りますので少し紹介します。

一時期、僕はジグヘッドの1g縛りで釣りをずっとしていました。そうするとかなり厳しい状況も有るのですが、その時にどう対処するのか?それが面白く色々やっていたのです。でも当然非常に厳しい状況も起こって来ます。
1gのジグヘッドを普通にフォールしても全くの無反応。本来なら、ジグヘッドを軽くする事で対応すると釣れると思いますが、今回は縛りが有るのでさてどうするか…。

その日の状況は、昼間は横風が強く吹いていたのですが、夜には止み、無風で凪いだ状況に。そして水深は4m位です。
恐らく、ベイトの魚が居らずアミかプランクトンを食べているのではないかと考えられ、実際に表層には夜光虫の中に小さいアジがもじりながら走り回っているのが夜光虫の光で見て取れました。

当然1gのジグヘッドで表層を引いても早過ぎて、ごくわずかなショートバイトは有るものの、とてもフッキング出来る状況ではありません。
そこでボトム付近を釣るのですが、これも1gのフォールスピードでは早過ぎで反応しません。
そこでこのジグヘッドの特徴である”煌めき”を利用したメソッドをちょっとやってみました。

どうするのか?簡単です、煌めきを意識して小さなトゥイッチを二回程繰り返します。
従来のフォールメソッドは、落としてから引くのですが、そこでは引かずにそのまま落とすのです。
僕は途中でもう一回軽くトゥイッチを入れたりするのですが、あくまで上下の動きだけで探ります。
イメージ的にはボトム30cmを二回に分け上下に動かすというイメージです。ボトムパンピングとは少し違うのですが、落とす時に少しコツがあって完全フリーで落としてしまうのです。
引き上げる距離がそれ程でもないので直ぐにボトムに着き、慣れる迄は突然引ったくられたり、次のトゥイッチで魚が掛かっていたりして慌てますが、慣れて来るとアタリが解る様になります。
ほとんど引かずに少しずつ「チョンチョン」とティップを動かし、ジグヘッドを煌めかすイメージで動かして欲しいのです。
そうするとバイトしてくれます。ぜひ、試してみてください。

 

ストリームヘッド

ジグヘッドは、アジやメバルとの唯一の接点です。 アジのアタリは、「吸い込んだ時に出る」のではないと前々回のコラムで書かせて頂きました。
だからオープンゲイブの方がアタリの回数が増えるのだと。

今回のストリームヘッドですが、これに付いての話をするには30年位昔にタイムスリップしないといけません。
30年程前、僕は磯釣りに夢中になっていました。
こちらで言う「グレ釣り」関東では「メジナ釣り」なのですが、撒き餌でグレを浮かせ潮の流れを読み、ここに撒き餌を撒けばこう流れてここに沈み、
ここにたまると予想し、そこの深さを推理し浮き下をそれに合せ釣って行くこの釣りに夢中でした。

その当時は今とは比べモノにならない位魚も多く、実践から随分学べたものでした。そんな中どうしても攻略出来ないものが有りました。
それは歯のある尾長グレに飲み込まれたらハリスが簡単に切れます。
飲み込まれない様に早アワセをするか、大アワセをして喉の奥から引きずり出すかなのですが、そんなに簡単ではなく、
どうしても飲まれてしまい何回も苦渋を飲まされました。

そんな時に釣り雑誌を何気に見ていると、大阪の釣り人(確か中村さんという方だったと記憶しております)がチヌ(クロダイ)の落とし込みで、
ミッジ用のフライフック20番を使ってカラスガイで釣ると、チヌの唇一枚に掛かると言われていたのを見て、
これをグレに応用出来ないかと考え早速磯に持って上がったのです。すると何とグレの唇にちゃんと掛かるのです!只難点が有りました。
チヌは足下を釣るので関係ないのですが、グレは足下だけでなく、沖も状況により釣らないといけません。投げられないのです。
針が小さ過ぎて投げるとオキアミが簡単に外れ、いかように工夫を凝らしても駄目で、磯際専用のフックでしかありませんでした。
それから30年後のある日、何気に倉庫でゴソゴソしていたらそのフライフックが出て来たのです!

これを眺めている時に関西のアジンガーから言われていた事を思い出した!『関西では皆さんが豆アジと言っておられるアジがメインなのですよ、
だからそのマメがフッキング出来るジグヘッドを作って!』

そうや! この宿題を忘れていた!

フライフックとその言葉がリンクし、このフックなら豆アジに簡単にフッキングさせる事が出来るのではないか?
そう思い付き、早速生針の手配をして取り組む事に。幾らなんでも20番のフライフックのゲイブ幅ではワームを刺すと針先が出ないので、この形状は駄目。
そこで今度は鮎の友釣りを思い出した。
鮎の友釣りというのは、鮎が触れただけで掛かる様な針を使用して鮎を釣る訳ですが、その中に“早掛け”と呼ばれる形状の針が有ります。
これは針先が外に向いており極端に針先が短く、ちょっと触れただけで鮎の皮に刺さり込みますが、その反面外れ易いという針だったのですが、この形状に着目しました。

この針もオープンゲイブなのです、試しにこの形を手曲げしてジグヘッドにして釣ってみたのですが全く駄目で、
アタリは有るものの全くフッキングしません。
しかし小針の効果はあって今迄だったら全くフッキングどころかアタリも出なかったアジやメバルのアタリが感じられるのです。
そこでその形状をベースに、どうしたらフッキング出来るかを考えていきました。
そうすると段々解って来たのがジグヘッドの場合、ある程度の針先の長さが必要という事でした。
そこから色々な形状何時もの様に曲げ焼いてもらいを繰り返しやっと今のスリームヘッドの形状が出来上がりました。

このジグヘッド通常針屋さんがしない事をしております。それは針の軸を曲げているという事です。
通常の針の軸は真っ直ぐでないといけないとされており、通常のジグヘッドのどれを取っても曲がった軸を使用しているジグヘッドは存在しません。
では何故ストリームヘッドは軸を曲げなければいけなかったかですが、ご存知のように15cmの前後のアジは活性が高く、小さく吸い込んだり吐いたりを活発に繰り返すので、なかなかフッキングが出来ないのです。
なので、どうしても早掛け形状にしたかったのですが、針軸が真っ直ぐだと外側に向いてしまい、バレが多発したので軸を曲げる事で針先が内側に少し向く様になり、今迄だったら針先が乗っかるだけだったのが刺さり込む様になりました。これでバレが激減しました。
ちょっと異様な形なのですが、これが良いのです。

ただご使用に当って、少し工夫をして頂きたいのです。このフック何もしなくてもフッキングします。
なので通常のタイミングでアワセられますとスッポ抜けます。ラインを張る様に止めて頂くと間違いなくフッキングしますし、
ワンテンポ遅らせてからアワセて頂けますと確実にフッキング致します。

これがその工夫です。 簡単でしょう。これだけで今迄散々煮え湯を飲まされてきたあの豆アジが釣れます!
特に小さいフックなので、弊社で発売しているワーム Jr.との相性が抜群で、Jr.のヘッドの長さをシャンクの長さに合せているので動きが抜群良く、
豆アジだけでなくこれからの擦れたメバルにも、もの凄い効果を発揮します。それと小針の効果で目茶苦茶強く伸び難いのです。
0.51という非常に細い線形でダイヤモンドヘッドと同様。カーボン110という線材なのですが、
この間も山陰でインストラクターの大石君が28cmのメバルをドラグフルロックにしてゴリ巻きで仕留めております。
これはテストの為にワザとやってもらったのですが、全く問題なかったと報告を受けております。
この様に小粒でピリリと辛い山椒の様なストリームヘッド是非一度お使い下さい、かなり衝撃的だと思います。

 

ザ豆

掛けられない悔しさ!兎に角アタるのにフッキング出来ない!
こんな悔しい事はないと思いませんか?僕は、一昨年秋の日本海でその様な体験をしました。
今迄、大概のアジは観察を重ねれば何とか掛ける事が出来ましたが、その時のアジはどうにもこうにも歯が立たず、何回やってもフッキング出来ない状態が続きました。そんな中、本当にたまたま引っ掛かったアジの寸法を測ると、なんと8cm弱の豆アジ。
その時の僕は「コレを掛けるのは無理だ」と思いました。アタリの正体の姿を見てからは、余計ムキになり、何とかフッキングさせようと躍起になりましたが、その後どうしても掛ける事が出来きませんでした。
豆アジをフッキングさせるにはアワセずにラインを張る様にロッドをためると乗るのですが、それでは“掛けた”事にならず“掛かった”事になってしまいます。

「これは何とかしないと」いつものように制作意欲に火がつき、「無いものは作ってしまえ」と、早速豆を掛けるジグヘッド製作のプロジェクトが34で始まりました。

先ずは、“豆が何故掛ける事が難しいか?”を考えました。その時に直ぐに思い付いたことがあります。豆は群れで動く事が多く、群れの大きさやアジの活性の高さにより食い方が違っています。アタリが多くある時は概ね豆アジの活性が高い事が多く、活性が高いが故に吸い込んだり吐いたりを短時間で繰り返す事と同時に、豆アジ故に口が小さいのでフックを吸い込みきれないので掛ける事が難しいのです。

よって、フック自体は、当然小さくする必要が有り、それが小さ過ぎるとフッキングが甘くなり、外れ易くなります。
そして対象の豆アジは体重が軽いのでアワセた時にアジが動いてしまい、フッキングしない場合も有るのでフックの線径を出来る限り細くして刺さり込みを良くする必要があります。

これらの事からフックの線径は、出来るだけ細い方が良いのですが、細すぎては当然の事ながら伸びたり折れたりする可能性が有ります。
対象魚が豆アジということから少々の事ではフックが伸びたり折れたりは、しないだろうと思われ、それまで34で製作したダイヤモンドヘッド等の線径、0.51mmよりもさらに0.08mm細い0.43mmにし、今まで以上に刺さり込みを良くしました。

さらに、幼魚である豆アジのリリースのことも考え、魚に優しい様にバーブレスにする事にしました。
フックの基本的な形状が決定した後は何時もの様に生針を何十通りも曲げ、焼いてはテストを繰り返し、最終的に絞ったのが6種類でした。
ここからの模様はルアーニュースのアジングマニアックス3で撮影をしてくださったのでご存知の方も多いと思いますが、あの様にしてテストをいています。

そして最終的なフック形状が決まり、次ぎにヘッドを考える段階に行きつくのですが、今回考えた一番のキモはジグヘッドの存在感でした。
豆アジの場合、表層に居る事が多く、その分軽量ジグヘッドを使う事が必然的に多くなり、初心者の方にとってジグヘッドが何処に有るか解らないと言われました。そのことから、ジグヘッドの存在感を増す事が絶対だと思われました。
それらが起こってしまう原因は、初心者の方はリフトした時にジグヘッドの存在感を確認する事が多いのです。ですからアクションを付けた時の抵抗を増やした方がより分かり易いく、その抵抗を増やすにはアイ側を平面にして表面積を広くする方がより抵抗を増す事が出来ます。
ヘッドの下方は上を平面にする以上、安定させる為に船のキールの様な形にした方が流れの中でのワームを付けたジグヘッドの姿勢が良いものになりました。
形も豆アジを釣ることからビーンズ型にして少し洒落っ気を出してみました(笑)
そんな試行錯誤の結果生まれた自信作の≪ザ豆≫。是非一度お試し下さい!

 

ドライバーヘッド

34がついに、メバル専用のジグヘッドを開発しました。
そのコンセプトとは、「メバルだけに特化させ、他のどんな針よりもアタリが大きく感じやすいことで、初心者の方でも違和感をアタリとして捉える事が可能なこと。」

このコンセプトを可能にするために注目したのが、メバルの捕食行為に反転バイトが多い所です。
メバルもアジと同じ様に吸い込み系のバイトをする事もあるのですが、この場合の釣り方の殆どがテンションフォール時やステイさせた時が多く、
活性が低かったり食いが渋かったりする時の状況が殆どで、吐き出し難いフック形状であればアタリも大きく出てフッキングさせやすいのです。
しかし、ひったくるように捕食する際に針掛かりしやすいフック形状と言うものがあれば更にアタリを多く感じ釣果に直結するのではと考えたわけです。

今回のドライバーヘッドの形状にたどり着くまでには、いつものように数多くの違うフック形状の物を現場に持ち込み実釣テストを繰り返し
導き出した結果です。見て直ぐに分かる特徴は、通常のジグヘッドであれば鉛からシャンクはまっすぐ出るのですが、
このジグヘッドは直ぐに斜め上へ上がっています。なので、ワームのセットも少し工夫がいり、斜め上に抜くようにセットするとまっすぐに刺せます。
その結果、反転バイトや吸い込みバイトはもちろん、合わせ遅れをしてもしっかりフッキング出来るように吐き出し難いフック形状のジグヘッドが誕生したのです。

鉛の形状はストリームヘッドからヒントを得て、水の抵抗を最大限上げられるように鉛の表面積を大きく設計しました。
こうすることで、引き抵抗が大きくなり軽量ジグヘッドを操り易くなっています。
この抵抗は、テンションフォール時の居食いバイトを感じ易くなる事にも貢献しています。
ヘッドの形状は先端を鋭くすることにより、軽いトゥイッチでも簡単に左右にダートさせる事が可能で、リアクションバイトを誘発出来ます。
また、飛行姿勢も安定しているので、同じ重さのジグヘッドと比べると飛距離が伸びていると感じる程です。

このドライバーヘッドはメバル専用とお伝えしているように、アジには向いていません。通常のL字釣法やテンションフォールでアジが当たってもなかなかフッキングしないのです。これは先にも書きましたが、メバルの捕食動作とアジの捕食動作の違いからきています。このアジのアタリを捨てる事で、驚異的なメバルに対するフッキング性能を持っています。

34製品開発担当 大石 竜一

 

ジグヘッド物語

34では、釣れない物は売りたくないと言う信念からかなりのテストを繰り返します。その最たる物がジグヘッドです。
このジグヘッドを作るに当って針屋さんにかなり無理を言って生針(焼き入れが全くなされていない縫い針の様な状態の針)を用意してもらい、
それを一本一本自分の手で曲げ、それを数十本用意し焼いてもらいます。

焼いてもらったモノをインストラクターとフィールドスタッフでテストを行います。
それで釣れたアジのフッキングポイントを確認し記録に残しその中で意見とその記録を見比べ、10本程に絞り込みます。
今度はその10本を皆でもう一度テストをし、3種類まで絞り込み、又テストをして最終的に1種類に絞り込みます。
その決定した1本を会社に持ち帰り、又合せて曲げますが今度はシャンクの長さゲイブ幅を色々変えた物を作り、
それを又焼いてもらい最終テストに持って行きます。

その中で面白いのは余り詳しくはここで書けないのですがシャンクの長さとゲイブ幅の関係が非常に微妙で、色々なパターンでテストをすると面白い事が解ります。今度のテストはエキスパートから初心者の方まで交えてテストをする訳です。

エキスパートと初心者では、アワセのタイミングや早さも当然違うので、どなた様でも釣れるフックを作る為には当然のテストなのですが、
結構これが大変です。その様な事を繰り返しているとその中でどの方が使っても釣れる形状というのが見つかります。
これも場所に因ってバイトの仕方が変わるので色々な地域に持って行ってテストを繰り返すのですが、そうしていると共通の要因が見つかります。
それを元にしてフック形状を決定して行きます。その様にして選ばれたダイヤモンドヘッドのフックなのですが、使い始めると面白い現象が起こります。

それは、最初はバレるという事です。これを読まれた方はそんなフックは、駄目だと思われるかも知れませんがそれは、少し意味が違い、理由があります。

それは普段のフックならフッキングしないアジまでフッキングしているのでバレるのです。
アジは餌を吸い込んで違和感を感じて吐き出す迄0.2秒と言われております。人間の反射神経は滅茶苦茶早い人で0.3秒位と言われており、0.2秒だと常人の反射神経を凌駕しており、とても反応出来ない事になります。
サイトでアジを釣っている時にアジが吸い込んだのを見る事が出来ますが、その瞬間がどんな事をしても感じる事が出来ないのです。

ロッドも弊社のだけでは分からないので他社さんのロッドも使ったりラインを変えたり、色々やりましたが全く感じる事が出来ず、アジはヘラブナの様に吸い込んだり吐き出したりを繰り返しているはずなのに分からないのです。
もし吸い込んだ瞬間をアタリとして感じる事が出来るのなら、これは分からないといけない筈です。
ましてや近くでラインを張った状態で分からないモノが、沖のボトムでアジが吸い込んだ瞬間をアタリとして感じる事が出来るのだろうか?
どう考えても無理が有ります。
「僕たちが感じているアタリとは何??」
前に水槽で飼われているアジにラインで結んだワームを食わせた事が有りました。その時に同様に一瞬で吐き出すヤツが殆どだったのですが、その中で吐き出せないヤツがいました。吐き出すのに苦労して、人間で言う嗚咽を漏らしながら吐き出そうとしているアジが居るのです!この時アタリの正体がわかりました!嗚咽漏らし頭を振り全身をくねらせながら吐き出そうとしている動きなら、きっとロッドに伝わるだろうと!

長いモノで吐き出すのに5秒位掛かっており、それ位の時間ならアタリが有ってからアワセても間に合う。という事はアタリの正体はその藻掻きにある訳です。藻掻きに有るという事は、フック形状により喉の奥迄吸い込んだモノがその形状により何処かに触れば吐き出す時間に遅れが出ます、即ちアタリが増えるという事になります。ただ、今迄感じた事の無い様なアタリになるので、慣れてない最初の内はバレが多発する訳です。

ところが確実にアタリの数は増えており、慣れるに従ってそのアタリに対処出来る様になり、フッキング率が飛躍的に上がって行く様になります。
従来のフックなら5回しか感じられなかったアタリが10回以上感じられている訳ですから、慣れて来ると当然のことながら釣果も伸びて来る様になります。
良く釣れると評判のダイヤモンドヘッドの秘密がここに有ります。

 

オクトパス

このワームを最初は、2.5in.で作ろうと思っておりました。 試作品も作り色々試している中で、実際食いも良かったのですが一つだけ問題が有りました。
小さいアジが、どうしてもショートバイトになるのです。20cmの鯵だと無問題です。15cmの鯵だと問題が出て来ます。
そこで大きさを色々変えてテストして最終的に1.8in.に落ち着きました。

このサイズだと12cm位の豆サイズでも簡単に吸い込んでくれショートバイトも随分減りました。
このワームの最大の特徴は何と言っても、ヘッドの後ろから出ているリブに有ります。
ノコギリの刃の様なギザギザのリブが非常に良い波動を出してくれました。開発中は、リブを外したものを作っていたのですが、
反応がまるで違ってきましたので、慌てて又リブを付けた程です(笑)
リブの効果を是非、試してみてください。

 

メデューサ

アジは、吸い込み系の魚だと言われます。鯉の様に口が前に伸び吸引して餌を取るのが特徴なので、アジが小さくなればなる程、吸引力が弱くなりまた。
口の大きさが小さくなるので中々綺麗にアタリが有ってもアワセるのが難しくなります。

原因はワームの柔らかさと形状だと思われます。ワームを吸い込む時に柔らかければ柔らかい程吸い込み易いのはどなたでもお解りになると思います。
では形状は?どの形状が一番吸い込み易いのか?

メデューサ開発のきっかけともなったタイラバですが、僕は趣味で仲間とやっております。その時に、たまに突然アジがアタッて来るのですが、
釣れてしまうとアジはしっかりネクタイを吸い込んでます。
ご存知の様にタイラバのネクタイはゴムなので、本当にクニャクニャです。
しかし長さは約15cm程有りますので、かなり長いのですが平気で吸い込んでます。

彼らは熱量の放出が激しく、氷〆をするにしても大量の氷水でないとアジの熱で身焼けが生じてしまいます。
それ位カロリーを消費しているので、常にカロリーを摂取しないと持たないのです。
ですから大きなベイトは、数を取らなくても大量のカロリーを摂取出来るので体長に関係なく食べるのだと僕は考えます。

そうすると大きく見え、吸い込み易いものが一番良い訳です。勿論その時のベイトパターンにもよりますが、概ねその事が言えると思います。
そこで、このような製品が生まれました。

 

Jr.

アミパターンの時にショートワームしか反応しない事が良くあって、その様な時に今までワームをカットしたりして対応して来ましたが、Jr.を使う事によりその効果は絶大で余り口を使いたがらないアフターのメバルから産卵パターンのアジに至る迄、食いが渋い時に非常に効果を発揮します。

またストリームヘッドとの組み合わせは、Jr.のヘッドの長さをストリームヘッドのシャンクの長さに合わせてあり、
Jr.の動きを抑制する事なく特性を100%生かしてくれるので、ショートバイトしか出ない時にご使用頂きますとかなりフッキング率がアップ致します。

カラーバリエーションも食い渋った時を意識したモノになっており、かなりかゆい所に手が届く様になっております。

 

ピンキー(ライン)

アジングラインは何種類もあり、皆さんどのラインを使ったら良いのか悩んでおられると思います。
今現在、各地でセミナーを行っており、セミナーを始めるまで皆さんは一番フロロラインを使っておられると思っておりましたが、
実際に皆さんにお会いしてみると、PEラインを使用されている方が非常に多い事に驚きました。
それも1号とか0.8号と言うエギングに使用する様な太いものをそのまま流用しておられ、この号数では軽量ジグヘッドは絶対に飛ばないし、
沈める事も不可能なので理由をお尋ねすると、やはりバックラッシュと交換の必要性がなく丈夫だと言う事で、
PEラインを使っているとお答え頂きました。

しかしPEラインでは浮力がある為に、表層にいる活性の高いアジは釣ることが出来ても、中層から下にいるアジに軽量のジグヘッドを届けることが難しいし、重くすると活性の低いアジは口を使ってはくれないので釣ることが難しくなります。

昔、産卵前のアジを釣ろうと躍起になっていた時がありました。ご存知の方も多いと思いますが、産卵前のアジは水面下60cm位の所に固まってあまり動き回らずに定位しており、産卵が近いのであまり物を食べず、普段はプランクトンの様な物しか食わないように思われ、時々表層まで浮いてきては餌を食べているような状況になります。通常そのアジを釣るには、できるだけ軽いジグヘッドを使い水面直下に定位させ、アジに見せ続けることで食わせる事ができるのですが、産卵を意識したアジはなかなか口を使ってくれないので食わせることができないのです。

でもそれだけでなく問題があったのです。それは飛距離の問題でした。アジの群れが港内の真ん中あたりにいて0.4g程度のジグヘッドではなかなか届きません。最初はフロロの2lbでやってみたのですが、港内真ん中までは届かず1.5lbにしてギリギリ・・・。1lbでやっと届いたのですが、今度は別の問題が起こりました。それはラインの伸びです。フロロカーボンラインではラインが伸びるので、産卵前のアジの超ショートバイトに反応してもアワセが効かず、必死で掛けてもバレてしまいました。フロロカーボンは比重があっていいラインですが、細くなればなるほど伸びが顕著で、どうしてもそのアジを釣るには具合が悪いのです。

友達が鮎用のPE0.05号というラインを持ち込むと確かに釣れるのですが、元々鮎用のラインのためにガイドに擦れた時に毛羽立ち一晩の使用でアウトになります。25mで5,000円が一晩でアウトではとてもコスパが合わないので、何かないかと色々探していた時に見つかったのが「ポリエステルライン」だったのです。このラインを使うことでより細くなってもラインの伸びが殆どなく、超ショートバイトのそのアジを掛ける事が出来ました。アジングにおいてラインの伸びの利点は殆ど考えられず、伸びがないことにより色々なメリットが生じ、現在ではこのラインを使わずしてのアジングは全く考えられなくなっております。

アワセについて
アジングのアワセに大アワセは余程風が強くラインが膨らんだ時以外は、必要ないと思います。その為に刺さり込みの良いジグヘッドのダイヤモンドヘッドを作りました。ラインを張るだけでもフッキングする事が可能です。イカはアジと同じ様に目で餌を追います。ですから見させないといけない訳です。その為に見せて見せて活性を上げさせ抱かせる間を作るのですが、これはアジングと全く同じなのです。エギングの場合は、いわゆる水平フォールでその間を作る訳ですが、この水平フォールの時に微妙なテンションを維持する訳です。波やウネリの影響で引かれたり押されたりする振幅を波にシンクロさせ、エギを引いたり戻したりしながら水平に引く訳です。

これはアジングの時でも同じで、ジグヘッドの重さを感じながらフォールの後に食わせの間を作る為に引きます。これは、潮に乗せて流す時も同じなのです。所謂ドリフトと言われている釣り方ですが、この時も感じるテンションを維持しながらラインを送り出し流して行きます。同じテンションを維持していれば全ての変化がアタリになります。

アジングの場合は疑わしきは全てアワセろ!です。逆にリトリーブの時は、そのテンションが変わる所が潮目になりその部分に差し掛かった時に引くスピードを変えたり意識的にフォールさせたりして誘うと効果があります。これを感じるには慣れと練習しか有りません。これが解る様になると普段感じるモノとは違うモノ=違和感=アタリと言う図式ができ、アタリの感じ方の引き出しがドンドン増えます。

ラインが切れるという意味について
皆さんの感覚だとラインが切れるというのは、お餅が切れる様に伸びて伸びて細くなって最後に限界張力でプツンといくのを体が覚えておられるのではないでしょうか。このラインは、伸びがないので限界張力迄そのまま伸びずに、その張力になった途端にプツンと切れるのです。ですから伸びの有るラインよりも弱い様な感じを受けます。しかし、限界張力はちゃんと出ていて人の感じ方が違うだけなのです。

伸びのないラインですので、弛んだ状態から張った瞬間、即ちアタリがあってアワセた瞬間に一番切れ易いので、アワセた時にドラグが滑る位のドラグ調整してもらいたいのです。これでアワセが利くのかと言う質問も良く頂きますが、ラインスラック(弛み)が有るので十分アワセは利くのです。これはエギングのスラックジャークで餌木を動かすのと同じ理屈でジグヘッド位は簡単に動きます。このように、このラインの特徴をちゃんと理解して使用してもらうと本当に素晴らしいラインです。

重要なのはラインの伸びと太さ
皆さんはアジの重さを量られた事が有りますか?
大体どの位か知ってもらう為に色々計ってみました。

15cmクラスのアジの平均が、約50gでした。
20cmクラスのアジの平均が、約80gでした。
25cmクラスのアジの平均が、約120gでした。
30cmクラスのアジの平均が、約200gでした。
(体長は前後±2cm位見て20匹の平均です。)

この位です。地域性がありますが、全国的に見ても太いと思われる愛媛の平アジの平均です。アジはベイトにより色々アタリの出方が変化していきジグヘッドの重さも変化させないといけなくなります。その時に重いジグヘッドはどの様なラインでも沈むので構わないのですが、どうしても1g以下の軽いジグヘッドでないと食わない時が有ります。その時に太いラインやPEの様に浮くラインは表面張力の為にジグヘッドが沈み難くなります。細ければ細い程、ライン抵抗が少なく沈み易くなります。しかし反面ラインは細くなればなる程伸びやすくなります。伸びが有るとアワセ遅れが生じます。伸張率の高い、ラインだと余計にその傾向が顕著になります。ラインが伸びると小さくトィッチを入れたつもりでもティップに水圧が掛かり、ジグヘッドをリンクさせて動かす事が出来ないのです。この為にティップ、即ち手の動きとズレが生じ、妙な感覚になりアタリも取り難くなります。2m位のシャローなら問題ないのですが、深くなればなる程解らなくなります。このラインは、ポリエステルを使用している為に殆ど伸びがなく比重も1.38あるので浮く事もありません。

 

Sキャリー

今迄のキャロライナリグは、インターシンカーが先行しジグヘッドを引っ張るという形になってしまうので、ジグヘッドと同じ感覚で操る事が出来ず、トゥイッチを入れてもインターシンカーが吸収してしまい後ろのジグヘッドが動き難くなります。最近ジグヘッドのメソッドは段々スローな釣りがメインになりつつあります。その為に軽量ジグヘッドを使用する事が多くなり、当然細いメインラインにしても後10m向こう迄投げ込めたらと思う事も多い。その10m向こうを釣る為にはジグヘッドを重くするかスプリットを打つしかなくて、その為にスローな釣りが出来難くなる。後10m向こうでこのジグヘッドの重さのスローな釣りがしたい!その思いで試行錯誤し出来上がったのがこのキャリングシステムなのです。

メインライン側から順番に浮き止めゴム、Sキャリーを付けた浮き用スイベルその下に磯釣りに使うカラマン棒そして、次ぎにジグヘッドを付けます。そして最大の特徴は、沈下スピードで全てのSキャリーが0.4gのジグヘッドと同等のスピードでゆっくり沈下します。これはどう言う事かと申しますと、このシステムで0.4g以上のジグヘッドを用いればジグヘッドがSキャリーを引っ張りながら沈む事になります。キャロライナリグとの最大の違いはラインとの接点が線ではなく点だという点なのです。インターシンカーの中をラインが通るとインターシンカーが重い為、下に下がり折れ曲がるのでアタリが吸収され出難くなるのですが、点にする事によってSキャリーに吸収される事なく、ロッドに伝わり魚に違和感なく咥えさせる事が出来るのです。

釣っていてラインを張った時にジグヘッドを感じながら操作をする事が出来、ジグヘッド単体で釣っているのと同じ様な感覚で釣る事が出来ます。浮き止めゴムとカラマン棒の距離は10cm~20cm位が使い易く、ジグヘッドまでの距離も20cm~30cm位が標準です。その時の状況に合せジグヘッドの重さを変える事によりマッチさせていきます。

【釣り方】
釣り方はジグヘッドと同様のメソッドで良いのですが、多用するのはテンションフォールでジグヘッドを重くする事で色々なフォールスピードを演出し、テンションを掛けた状態からテンションを抜くとフリーでジグヘッドが落ちるので又テンションを掛けロッドでサビクとL字釣法と同じ事が出来ます。
2~3回トゥイッチを入れフリーで落とし、そのスピードにジグヘッドで付いて行き、5カウント位落とした所でもう一度トゥイッチを入れ又落とすという「脈釣り」も釣法もやり易く効果的なメソッドです。

Sキャリーは0.4gの沈下速度なので、それを生かし表層にライズしているアジやメバルに対してスローにフワフワさせながらアプローチも出来るし、スローリトリーブも可能です。メインラインもピンキー0.4号を使用出来、PEと違い沈むので、風に舞い上がる事も少なく操作が簡単です。移動の際にはSキャリーをスイベルから外すとロッドに当たる事も絡まる事もなく移動出来、ジグヘッド専用タックルとキャリングシステムのタックルの2種類用意しておけば何処でも使用可能です。

 

ZEROGRAダブルハンドル

ダブルハンドルを装着すると言う事。=どうしても重量が重くなってしまう。そのため、左右のバランスを取るのは難しく、例え従来のバランサーを使用したとしても左右のバランスを取る事はハンドルの重量を軽量化する事でしか不可能でした。

今回の製品の開発にあたって、不要な部分は軽量化の為にワッシャーをはじめ「全て取り除く」という選択にたどり着きました。また、今迄はノブのがたつきをワッシャーを用いる事により調整をしていましたが、今回、開発途中で発案された新特殊技術により、ノブのワッシャーは不必要となりました。即ち、今迄ノブのがたつきを取る為に細かくシム調整を行っていたものが、その様な煩わしさもなく『がたつかない』素晴らしいノブが完成したのです。

今まで雨の釣行後、煩わしかったワッシャーによるノブの固着の心配もなくなり、仮にベアリングが腐食してノブが回り難くなってしまっても、本体素材をステンレスから腐食しにくいアルマイトにしてあるため、交換する事も容易にしてあります。

ノブの形状もベアリングの径ギリギリの薄型平ノブにし、持ち易く軽量化することで従来の約半分の重さにすることができました。その総重量はなんと27g±αという驚異的な重量!しかも、限界迄軽量化したにも関わらず、徹底した強度計算によりプレートの強度は極めて高く、全てのがたつきが無くなった事と合わせて、ノブも削り出しにしたため、感度も格段に向上。今迄になかった超軽量ダブルハンドルが遂にできた瞬間でした。

 

34オリジナルバランサー

従来のバランサーはロッドとリールのバランスを取る為に作成してきましたが、今回のバランサーは、従来の中に錘を入れる形式ではなく、外側に錘を付ける事による外側重心設計となっております。そうする事により、重心が外側に寄り、リール自体の左右のバランスが取り易くなりました。更に、スカートが上下にスライドするため、リールの機種によってのスカートの取り替えをせずにバランサーを取り付ける事ができます。

 

34×LIVREコラボバランサー

昨今、技術の進歩でリールの軽量化が進みましたが、ロッドはどうしても長さが有るので、自重が軽くなっても長さは変わりませんのでフロントヘビーになり、持ち重り感が増幅しております。フロントヘビーになると持ち重り感が増幅し、アジングにとって重要な感度等が落ちてしまいます。それを補う為にバランサーをロッドに仕込んできましたが、そうするとロングロッドは問題ないのですがショートロッドの場合、操作する上においてトゥイッチを入れた際に反動が付き過ぎるという問題が出て来ます。

それが、このリールバランサーを付ける事で重心がよりリールに近付きロッドバランスがとれ、投げたときのティップのブレ等もなくなり、非常に使いやすくなり感度も上がります。そしてハンドルの反対側に付ける事により、リール自体の左右のバランスがとれ、ロッドの傾きも修正されるようになります。バランサーの内側からバネで外側に押す様な形でシンカーを入れてあるので重心が外側になり、よりリールのバランスが取れるようにしてあります。

そしてバネで押しているだけなのでシンカーが内径さえ合えば色々なものを流用する事ができ、重さの調整が出来ます。こちらはノーマルの状態で16gになるように設計しております。取り付けに関してはスカートをシマノ用ダイワ用2種類を標準装備しております。アジングだけでなくメバル、シーバス、管釣り、磯釣りとリールを使う釣りにおいて非常に役立つアイテムです。

 

ジグヘッドケース第1弾(ブラック)

従来のジグヘッドケースは、スリットが細く見難いものでした。
特に夜使用する事が多いアジングやメバリングの場合非常に見難かったのでスリットを太くし、尚かつ引っ掛かり易かったマットを二重構造にして上と下のマットを素材を変える事で引っ掛かるの防ぎスムーズな抜き差しを実現致しました。

 

ジグヘッドケース第2弾(グリーン)

ザ・豆を発売するにあたって針以外で一番に考えたのが『収納をどうするか』という事でした。豆を釣る為に通常のジグヘッドの線径0.51mmよりも細い0.43mmにしている分、従来のジグヘッドケースだと抜け易いのは明白でした。これ以上ジグヘッドケースを持ち運んでもらうのも心苦しい。

そこで一生懸命考えて、34のジグヘッドケースは二重構造が売りなので下層を2分割し、細い方と太い方に分けて収納出来る様にすれば、解決するのではないかと閃いたのです。しかし、下層のウレタンを上下で違う太さのスリットを入れるのは至難のワザで、工場にかなり無理を言って何回もやり直して頂き、やっと刺さりもよく、溝の幅も丁度良いものが出来たのです。

しかし、その時に気が付いた事がありました。上から見ると、どちらが細いか全く分からないのです。そこで今度はスリットの数を上下で変えるようにしました。豆のヘッドは幅は細いので、12列にして従来のジグヘッドが入る部分を10列に変更。それで試作をすると、ザ・豆のヘッドは狭いが、それでも1.3gが取り出し難い。

僕は又々考えました。

今度は、スリットの間隔を重いジグヘッドから軽いジグヘッドに移るのに段々狭くして行けば1.3gのジグヘッドも掴み易くなるのではないかと…。こういった段階を経てようやくお披露目する事が出来たのです。

 

メタグリス (metagrease)

ピンキーを使ってアジを掛けいつも思う事は、“ドラグが気持ちよく出て行く!”ある意味ドラグが滑りラインが出て行く事がアジングの魅力の一つになっている。

しかし突然の大物に対しての皆さんの対応を見ていると、物凄く慌てておられ折角調整しているドラグを締めてしまわれそれでバラしと言う事を多々見てきた。「そんなに慌てなくても良いのに・・・」っと思っても、それほど頻繁にその様な事が有る訳でないので、突然訪れる僥倖に慌てるしかないのが現実。

だから設定ドラグで弱らせる事が出来たら皆さんのバラしが減るのではないかと考えました。ドラグで弱らせる、これを可能にしたのが今回のメタグリスなのです。

 

サーモライトフリースパーカー

冬の厳寒期、インナーを着た上に重ね着をしてフリース、アウターのダウンを着られる方が多いと思うのですが、それでも寒い時に非常に困ったことはありませんか?今年の冬も-3℃の中釣りをしていたのですが、当然目茶苦茶寒く、どうしようもなくインナーを重ね着したのですが、それでも寒く、使い捨てカイロを張り、爆風の中耐えてました。

ライトゲームフィッシングは、動きが少なく運動による水分を熱量に変える様な素材は全く意味がなく、ただ単にに我慢比べの様に耐えるだけなので、薄くて暖かく熱を逃がさない素材がインナーに欲しいのです。

その様な素材を探していた時にこのサーモライトフリースに出会い、今年の冬にインナーの上に着、中に通常のフリース、アウターにダウンを着たのですが、全く暖かさが違いました。サーモライトフリースは、薄手で軽く非常に暖かいのでインナーとミドルの間に着ても邪魔にならず、しかも暖かい。ただ残念な事にそれにフードがなかった。

僕は寒い時にフードを何枚も重ね被りをするのです。そうすると首筋から頭が暖かくなり、体が冷え難いので少々の寒さでも耐えられるのです。そこで、色々フード付きのサーモライトフリースを探したのですが、全く売ってなく、売ってないなら何時ものように作ってしまえ(笑)それで出来たのが今回のパーカーです。一度着て頂くとお分かり頂けるのですが、手触りもソフトで肌触りも良く非常に暖かいので、手放せない一枚になると思います。

 

 

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